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ここ数ヶ月、メモリが非常に安いですね。
3千円で8GBなど一昔前には考えられなかったような値段で購入できます。

ついついメモリをたくさん積みたくなってしまいますが、ではメモリは多いほどPCの動作が速くなるのか?
答えは、Noです。

作業に必要な分があれば、それ以上多くても処理速度は変わりません。
メモリはよく机に例えられますが、机も広いほど作業が捗るわけではありませんよね。

メモリの足りないPCにメモリを増設すると動きが良くなるのも、実は処理速度が上がっているわけではなく、メモリ不足で発揮できていなかった本来の力を発揮できるようになっただけなんですね。
「速くなった」ではなく、「本来の力を出せるようになった」というのがポイントです。

ただし、Vista以降のWindowsはSuperFetchがあるので、メモリが多いほうが体感速度の向上につながることがあります。
これは使いそうな道具を机の上に予め出しておけば、いざその道具を使う時にすぐ作業を始められるといったところです。

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先日といってもだいぶ前になりますが、11月11日にAMDからBulldozerアーキテクチャの新CPU FXシリーズが発売されましたね。

各所でベンチマークが出ていますが、最上位のFX-8150はIntelのCore i7 2600に対してシングルスレッドで3分の2、マルチスレッドでも1割引きくらいの性能です。
旧世代のPhenom II X6 1100Tに対しても互角くらいで買ったり負けたりの性能です。
消費電力は、アイドル状態でこそi7 2600並で、X6 1100Tよりも10Wほど少ないですが、最大負荷時はi7 2600より80Wほど、X6 1100Tより30Wほども多く消費します。


期待はずれな出来に見えるBulldozerですが、パフォーマンスが悪い理由を調べてみるといくつかの要因が見つかります。
1.Bulldozerアーキテクチャへの最適化が不十分
2.コア間の帯域増と引き換えにレイテンシが増加
3.L1キャッシュが減少
4.CPUの重要部分を自動ツールにより設計
5.発熱が多くTurboCoreが十分働かない

Bulldozerは、1つのモジュールに2つの整数演算ユニットと1つの浮動小数点ユニットを持ち、フェッチ/デコードは共有という従来のCPUと異なるアーキテクチャをとっています。
このため、従来のCPU向けに作られたアプリケーションではパフォーマンスが十分発揮できないと見られています。

コア間の帯域が増えているもののレイテンシが増加しているため、特にゲームなど一部のアプリケーションでパフォーマンスが低下しているそうです。

BulldozerのL1キャッシュは、L1 DATAが整数演算ユニットごとに16KB、L1 Instがモジュールごとに64KBという構成になっています。
PhenomIIではコアごとにL1 DATA、L1 Instともに64KBあったので、減少していることになります。

AMDの技術者だったCliff A. Maier氏の話によると、Bulldozerは性能に直結する様々な部位を自動設計ツールで設計しており、開発期間の短縮と引き換えに20%遅く、20%大きなダイになったそうです。

Bulldozerは高クロックなためか発熱が多く、高負荷な処理をマルチスレッドで行うと、TurboCoreが十分働かないことが少なくないようです。
これも額面通りの性能が出ない一因となっています。


Bulldozerが遅い理由としては以上のようなところらしいです。
しかし、理由を知れば次のようにいくつか希望も見えてきます。
1.改良と最適化を進め、アプリケーションの最適化も進めばパフォーマンスを発揮できるようになる
2.設計を手作業で最適化していくことで、最大25%の高速化が見込め、ダイ縮小により省電力化と歩留まりの向上も期待できる
3.プロセスが成熟してくればより高クロック化できる

12年第3四半期に登場が予定されているBulldozer後継のPiledriverを使用したVisheraに期待ですね。


・2012.1.21追記
Windows7以降用の2つの最適化パッチ(KB2645594KB2646060)がマイクロソフトより公開されました。
海外サイト(VR-ZONE)に検証が載っています。

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Firefoxおすすめアドオンを紹介!
快適なブラウジング編2

テキストリンク
ハイパーリンクになっていないURLをダブルクリックなどのアクションで開けるようにする。
URLは「ttp~」などとh抜きされていたり、全角になっていてもOK。

App Tab Initializer
起動する時、指定したサイトをピン止め状態で開く。
TwitterやFacebookなど常に開いておきたいサイトを登録しておくと、ホームページに指定するよりもスペースを取らないため便利です。


アドオンのインストールは不具合を招くことがありますので、自己責任でお願いします。

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VistaのノートPCを使っているのですが、しばらく前からスリープしようとすると、うまくいかず真っ暗な画面のままフリーズしていることが多くなりました。

調べてみたところ、BIOS設定を変えれば改善するらしい。
確認項目は、「ACPI Configuration」にある「Suspend To RAM」と「USB Legacy Support」の二つ。
前者はスリープの有効無効を切り替える設定らしく「Auto」になっているか確認にするのですが、私のノートPCにACPIの設定はないのでパス。
後者はあったので「Disable」に設定。

その結果、以前よりはスリープへの移行がうまくいくようになりましたが、やはり失敗することが少なくありませんでした。

さらに調べてみると「hiberfil.sys」を削除すればいいとのこと。
これは休止状態のためのファイルなので、スリープに関係あるのか半信半疑だったのですが、「hiberfil.sys」を作りなおしたところ、ちゃんとスリープ出来るようになりました。
削除方法は、コマンドプロンプトを管理者として立ち上げて、「powercfg.exe /hibernate off」と入力して休止状態を無効化するだけです。
再起動後、スリープへの以降に失敗しなければ成功。
休止状態及びハイブリッドスリープを有効化するためには、今度は「powercfg.exe /hibernate on」と入力すればOKです。

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